【40代は体調に要注意!!】急性虫垂炎に急になっちゃった・・・特徴、入院、費用など気になることについて解説!!

入院

どうも!!
いつも当ブログを見ていただきありがとうございます。

今回の記事は最近私に降りかかった災難『急性虫垂炎』について書きたいと思います。

これはとても痛くて厳しい戦いでした・・・(-_-;)
今後同じような状況になったときの参考にしていただければ幸いです。

それではスタートです!!

病は突然に・・・

日曜日の夜、夕食も終わりウォーキングをしている時に、みぞおちに違和感が出てきました。
自宅に帰ることには少し吐き気がするなという感じでした。

風呂に入りそのまま就寝
しかし、夜中に強い「胃痛」と「吐き気」に襲われ起床
この時は、夕飯に食べたものがあたってしまったのかも・・・と想定して、
手元にある吐き気止めの薬を服用し、少し落ち着いたので再度就寝

しかし、6時過ぎに再度強い「胃痛」と「吐き気」で起床
今度は腹部全体が重く感じ、体を真っ直ぐに保てず、少し前傾姿勢になる状況

これは仕事に行っている場合ではないと悟り、急遽仕事を休み、いつもお世話になっているクリニック(内科・消化器科)へGOとなりました。

総合病院へ紹介される・・・

事前予約のため、自分の順番になる少し前にクリニックへ到着
この時、午前10時頃

患者さんが既に20人ほど待っているが、受付を済ませて呼ばれるのをひたすら待つことに
結局15分~20分程待ち私の診察になりました。

いつも見てくれる先生に昨日からの症状を説明
触診してもらいました。

先生「胃痛がいたいの?押したらどう?」
私 「押してもいたくはないが、常に痛いです。」
先生「じゃあ、ここ(右下腹部を押しながら)はどう?」
私 「い、痛いです・・・」
先生「あ~~これは虫垂炎の可能性が高いな~~まず、採血して炎症状況を見ましょう」

そのまま採血を行い、再度問診となりました。

先生「炎症を示す値が通常の2倍以上になっています。やはり虫垂炎の可能性が高いため、紹介状を書きますので、すぐ大きな病院へ向かってください。」
私 「わ、わかりました・・・(どうなるの😥)」

というわけで、会計を済ませて、いざ車で20分ほどの総合病院へGO

この時すでに12時過ぎ、クリニックを受診してすでに2時間が経過していました・・・

なんやかんやで、急性虫垂炎と言い渡される

午後12時半過ぎに、総合病院に到着して、紹介状受付窓口へ
手続きを済ませ、処置室へ移動しましたが、そこで、問診票の記入しました。

その後、点滴、採血が開始。
午前中のクリニックでもそうでしたが、前日からほぼ何も飲食していないので、血管が細くなり針を刺すのが難しい状況となっているため、点滴の針を刺すのも、採血をするのも痛くて大変でした・・・

そして、心電図、CTを取るために、点滴をしながら徒歩で移動
心電図は2階、CTは1階と、病人にとっては途方もない距離の感じました
ただ、CTを撮るために40分以上まっているのはやはりキツイものがありました。

検査が終わり受付へ行くように指示されたので、受付に行くと診察室前で待つようにと指示あり
そのため、診察室前の椅子で待つことに・・・
ただ、いくら待っても呼ばれない・・・
最終的には、30分以上待っていたら、看護師の方が最初にいた処置室で横になりながら待ってていいと言ってくれたので、処置室へ歩いて戻り、眠りにつきました

どれくらいたったか、起こされて診察があるので、先ほどの診察室前に行くようにと指示あり
歩いて移動して、また15分程待っていたら、主治医が痛み止めを処方するので処置室へ戻るようにと指示される・・・またですか😿

また歩いて戻り、点滴で痛み止めを入れ、少し休憩となり、
再度診察とのことで呼ばれ、徒歩で診察室へ

おそらく処置室と診察室はつながっていると推察されますが、患者が出入りするとびればこの字型の通路を通って反対側にあるため、毎回移動する必要があります。通常の体調であれば特段問題ないのですが、絶不調ではこの移動が地味に体力を削る・・・

何往復目かの移動で、とうとう主治医と問診開始、時間は午後4時を過ぎていました・・・
色々な検査の結果、「急性虫垂炎」だと確定
採血結果より、炎症を示す数値が通常値の2倍以上となっており、午前中の採決結果よりも悪化しているとのこと
CTでは虫垂に2つの糞石があることがはっきりわかり、これを放置すると虫垂穿孔から腹膜炎、敗血症を経て多臓器不全に陥り死亡するとのこと・・・ヤバいっすね

ということで、そのまま入院と夜に手術することとなりました。
怒涛の展開で、他人事のようでした。

入院、そして手術へ

痛み止めが利いてか、だいぶ体が軽くなっており、入院の手続きを済ませ病棟へ移動

個室をお願いして、手術に臨むことに

手術は腹腔鏡手術で、おへそとあと2か所に穴をあけて虫垂を切除するものでした。
キズも小さく数年後にはほぼわからなくなるし、術後の回復も早いとのこと

ただ、この時、怖いというより、この痛みと辛さが早くなくなるのであれば、頑張りますという気持ちしかなかったです。

入院の準備もひと段落して、午後8時頃になると、手術実施が決定
そこで、手術着に着替えるように指示を受けたため、着替えスタート
手術着はガウンみたいなものでイメージどおりです。
一方、パンツの代わりの「T字帯」と血栓防止の「ストッキング」には驚愕しました

「T字帯」はいわゆる”ふんどし”です。本当に腰ひもとその真ん中に布(多分素材は不織布)が1メートルほど垂れ下がっている状態。生まれて初めての感覚です。

「ストッキング」はひざ下の長い靴下で、長時間同じ態勢でできる血栓を防止してくれるものらしいですが、これも独特な形状をしていたのでこれもなんとも言えない感覚でしたね。

手術は午後8時20分から午後10時頃までの約1時間半でした。
手術室へは車いすで行くのですが、手術室を見る機会がないので、とても興味がありきょろきょろしていると、

看護師「余裕ですね」
私  「朝からあまりにも急展開なので実感がわかないだけです」
看護師「ああ・・・なるほど」

そんなこんなで、手術室到着
ドラマで見たような空間でした
真ん中に手術台があり、自分でそこに横になり、麻酔のための薬を注入、マスクをされ数回深呼吸しました。

次、記憶があるのは自室で寝ているところでした。

手術後の夜・・・

目を覚ましたが、おそらく午後10時半以降だったと思います。自室には時計もなく、スマホも充電が切れかかって素早く確認したので、定かではないです。

部屋にいた看護師の方と少し会話し、そのまま再度眠りにつきました。

その後、午前2時に目が覚め、暑さと不安で落ち着かなくなり、すぐ眠ることができませんでした。
部屋の厚さは看護師の方にエアコンの温度を下げてもらって解決しましたが、精神的に不安になり無性に動きたくなる衝動に駆られてしまいました。

しかし、ベッドから動くことは禁止されていたため、深呼吸を行い何とか気持ちを落ち着けるしかありませんでした。
そのうち部屋も涼しくなり、気持ちも落ち着き、やっとまた寝ることができました。

このころにはスマホのバッテリーも底をつき、時間もわからないまま、とても不安でした。
日頃から、スマホ、PCなど自分の好きな時に必要な情報にアクセスできるのが当たり前でしたが、それが全くできない状況だと結構不安になるもんだと知ることができ、今の生活スタイルに依存しすぎる事の怖さを身をもって体験できました。

特に不安だったのが、時間がわからないことです。
後どれくらいで朝になるのか、どれくらい時間が経過したのかがわからに状況は非常にキツイものがありました。
ただ、夜中の2時に起きたときはまだスマホが生きていたので時間が確認できたのですが、朝になる前あと5時間あるのかと思うと途方にくれました。
なので、時間を知ることも精神的にキツイ時があるが、全くわからに状況も同じくらい不安になることがわかり、精神的にも肉体的にも余裕がないと時間というものを活用することができないことを実感しました。

ちょっと哲学的になってしまい、すみません・・・😅

入院で一番楽しみなこと・・・

やっと朝になり、採血、血圧、レントゲン、状態確認などバタバタと処置がされ、やっとベッドからたたちあがれるようになり、手術後翌日のお昼からは、食事がとれるようになりました。

病院食は入院中の一番の楽しみになっており、毎回の食事に何が出るのかワクワクするほどでした。
これは、小学校、中学校での給食と同じワクワク感
およそ30年ぶりです(年齢がバレますね・・・)

消化器系の病気と1日以上食事をしていないため、消化に良い食事が毎回提供されました。
下の写真が入院中に提供された食事です。

もっと質素で味気ないものが出てくると思っていましたが、出汁が利いている汁物、おかずもしっかり味がついていてとても美味しかったです。
そのため、毎回食事が楽しみとなっていました。

まあ、病院食を食べるために入院したいわけではないですので、そこは誤解のないように!!

個室はやはりホッとします

今回の入院でもう一つよかったのは、個室にしたことです。

確かに差額ベッド代で、1日について¥16,500ほどかかりました。3泊4日でしたので、トータル¥66,000自費となりました。

しかし、他の患者さんに気をつかう必要がなく、自分のペースで動くことができるので、間違いはなかったと思いました。

テレビ、トイレ、シャワー、洗面所、椅子、机があり、ゆっくり快適に過ごすことができました。
洗面所、トイレに移動するときにバリアフリーなので、術後の移動はとても快適でした。

また、部屋が結構上の階であったため、周りの景色がよく見えました。
窓からは戸建てがたくさんみえ、小学校もありました。
それぞれの家にそれぞれの家庭があり、それぞれの人生がある・・・
少し、自分の死がよぎったことで、窓から見える景色がいつも見ているようなものでしたが、感じ方が変わったことに気づきました。
私にも家族がいるので、ここが終わりではないことがはっきりわかりました。

ただ、今回のように短期の入院であればよいですが、長期だとさすがに個室は厳しいでしょう。
そのためは、日頃から健康に気を付け、適度な運動と健康的な食事を心がけたいとさらに強く思うところです。

入院費用

皆さんが気になることとして、入院費用があると思います。

今回の入院で、退院時に支払った金額は、¥244,404です。
これは、先ほどの差額ベッド代¥66,000、食事代¥3,570、診断書代¥5,500の合計¥を含んだ金額です。
結局、3割分及び高額療養費制度適用後の医療費は、¥169,334でした。

私も今回知りましたが、マイナ保険証を利用すると、自動的に高額療養費制度が適用されるとこと。
これまでは、一旦窓口で支払って、職場で事後清算したり、事前に限度額適用認定証を提示する必要があったのですが、マイナ保険証があればそれが不要です。

一方、健康保険によっては、「付加給付」制度があると思いますので、さらに自己負担を減らすことができます。私の入っている健康保険にも「付加給付」制度があるので、申請する予定です。
おそらく、自己負担は2万円から3万円以内になるので、およそ14万円から15万円が払い戻しされるでしょう。

このように、公的健康保険が最強すぎて、民間医療保険の必要性が感じられないことを今回身をもって体感できました。
これまでも民間医療保険は不要だと思い、加入していませんでしたが、実際病気になり入院してその考えが間違っていないことが証明されました。

皆さんも、聖域化しやすい保険の見直しは、家計管理や資産増加に必須ですので、是非やってみてください。・・・なんか別の内容になってしまいました(笑)

おわり

今回は、「急性虫垂炎」に文字通り急になってしまい、そのまま入院、手術をすることになったことについて記事にしました。

正直、健康には気をつかっていた方ですが、今年度から新しい所属に異動となり、残業時間が激増してしまい、さらに夕食もしっかりとれていない状況で、業務内容についてもかなり不満とストレスがありました。

その状況でも今回の入院。
結局、なぜ「急性虫垂炎」になったのか原因は不明です。
しかし、主治医からはストレスの可能性もあると話がありました。
ストレスが原因かはわかりませんが、やはり、ストレスというものは、体に良くないものだと改めて感じました。適宜、ストレス発散する必要性はありますね。

そのため、今年から筋トレをしたりしていたのですが・・・
回復したら、もっと本格的に筋トレをしていくことで、より体も心も強くしていきたいと思います。
人生の99.9%の問題は、筋トレで解決できる!(by Teststeron)

最後に、一番お伝えしたいことは、
 ・急性虫垂炎は、まず胃痛から、次第に右下腹部に痛みが移動する
 ・放置していたら、最悪死に至る
ということです。

皆さんも健康には十分ご留意いただき、これからの人生も楽しく生きていきましょう。

それではまた!!


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